コンパクトでシャープなヘッド形状を保ちながら、4つの鍛造工程＋CNC機械加工で緻密な重心設定と打感を追求した「マルチレイヤーブレード」設計。トップラインやトゥサイド、ネックなど、一体型鍛造でありながら限界まで余剰重量を生み出し、下部構造や打点裏面へ再配分。打点のブレに強く、低重心化でより高い打ち出しを実現。ロング・ミドルはスピンを抑えた高弾道と許容性を確保する一方、ショートアイアンは低い打ち出しの高スピンとコントロール性でピンをデッドに狙う。また、ロフトが少ない番手ほど重心距離を短くし、つかまりや操作性の良さで多種多様な球筋に対応。ショートアイアンは重心距離を長くすることで、フェースの開閉が抑えられフェースコントロールや方向の出しやすさを重視した。操作性、打感の良さに、高さのある安定した弾道で飛距離も出せる高性能アイアンが完成した。

●逆テーパーブレード／彫刻スコアライン／
　やや厚めのコンパクトソール
様々なライから安定した打ち出しと番手毎に適正スピンを生む逆テーパーブレード。彫刻精度を向上させたスコアライン(溝)との相乗効果で球を操る卓越したスピン性能を実現。