フィッティング マネージャー
吉田 智さん
ゴルフメーカーやパーツメーカーで、営業からツアーサポート、クラフト、広報部門まですべてをこなしてきた経緯もあり、フィッティングに対する知識、腕は間違いない。
丁寧に詳しく説明してくれるフィッティングには定評があり、すでに世田谷店の顔と言える存在。
東京都世田谷区に、人気フィッティングスタジオがある。2016年の9月にオープンしたオークラランドというゴルフ練習場内にある大蔵ゴルフスタジオ世田谷だ。練習場に併設ということで、工房を始める前はすぐに試打できるメリットがある一方で、組んだクラブが合わなければお客さんは練習場にも足を運ばなくなってしまう。そんな大きなプレッシャーを感じていたと話すのは、クラブフィッターの吉田智さんだ。
「フィッティングで一番大事にしているのは結果です。ウチのお客様は、リシャフトはもちろんパーツメーカーの存在を知らない方がほとんどで、最初は『何このクラブ!?』から始まり、そこから試打して性能を感じてもらうケースが多いですね」(吉田さん)
そんなパーツヘッドの中でも人気というがロマロだ。まずは、 ヘッドのデザインが秀逸であることがその理由という。
「一昔前のパーツヘッドは、大手メーカーと比べてデザインで劣る部分があって、そのためになかなか浸透しなかったと思うんです。その壁を壊してきたのがロマロで、今では他のメーカーも意識するパイオニア的存在になっています」
店内には600本以上のドライバー・シャフトが陳列され、扱うパーツヘッドはすべて練習場で試打できるという最高の環境がある。フィッティングの際には、すべて試打してもらい、それぞれ勝ち抜き戦をして1本に絞っていくスタイルをとっている。その中でロマロはデザインに対する評価だけでなく、常に勝ち残っていくクラブという。年齢層が高く、女性も多いという客層に対し、上級者好みの見た目に反して、つかまりやすい、上がりやすいというギャップがピッタリとハマっているようだ。
「ボールをつかまえる、上げることに苦労されている方が多いので、そういう意味では新しいタイプRの存在はありがたいですね。本格的な外見で、実際は扱いやすいクラブ。かゆいところに手が届くというか、メーカーのモノ作りの上手さというか、これが、ロマロが支持されている理由なのでしょうね」
パーツメーカーのヘッドは、カスタムシャフト、グリップ、工賃をかけて一般的なクラブの1.5倍から2倍近い値段がする。そのクラブが格好悪ければ購買意欲が沸かないのは、ユーザー心理というもの。そういう意味でロマロは、見た目と"結果"を併せ持つ総合点の高いブランドであると、ここ世田谷でも認知されているようだ。
東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
TEL 03-6413-9272
営業時間 11:00~19:00 月曜休
http://www.ogs-p.jp